Ernemann BOB V (Ernemann 1924~26)

エルネマン社は、20世紀初頭からカメラを作っていたようです。

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とても優れた技術を持っていたようですが、1926年 当時の有力なカメラ会社3社と合併して、Zeiss Ikonとなりました。

そして、合併する直前に作られていたカメラが今回紹介する

Ernemann BOB V (1924~26) です。

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かなり大きいのでポケットには入りませんが、重さが600gでさほど重くはありません。
因に600gはデジイチ最軽量のEOS Kiss X7 レンズキットとほぼ同じ重さとなります。


ホールディングカメラと呼ばれているタイプで、主流の120フィルムで撮影します。

フィルムには6×9cmのサイズで記録されますが、一般的な35mmフィルムの6倍以上の情報量となります。

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写真のようにレンズと本体が蛇腹でつながれていて、レンズ自体をスライドさせてピントを合わせます。
完動品を入手しましたが、ピントを合わせる為の距離を表すプレートが欠品していました。

そこで汚いですが、手書きで作りました。
一度作ったのが全然ダメで、1本フィルムをピンボケ写真で無駄にしましたが、その時張った紙が上手く剥がれず、その上から測定しながら書き込みました。

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写真のように、レンズに付いている爪を写したい距離に合わせれば、ピントが合うはずです。


レンズは
ERNASTIGMAT 1:6.8 F=10.5cm

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シャッタースピードは、1/100,1/50,1/25,B,T

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しぼりはレンズの開放値6.8〜25




肝心の写りはというと・・・

フィルム:Kodak PORTRA 160

藤沢駅前のカメラ屋さんで現像&プリントさせて頂き、フラットスキャナーで取り込んだ写真ですが、お店では6×7のサイズまでしかプリント出来ないという事で、ちょっと迫力に欠けますがいつもよりちょっとだけ大きめの画像で掲載します。


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初めて購入したホールディングカメラでしたが、85年以上前に作られたカメラが普通に写せる事が、しかも凄く綺麗に写る事が分かり、収集癖に火がつきました。

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by nikosaminira | 2013-11-17 10:21 | カメラ紹介 | Comments(2)

VITO II 35mm (Voigtlander 1949~)

フォクトレンダーは、モーツァルトの生誕年1756年に創業したという、現在名前が残っている世界最古の光学機器メーカーらしい。

紹介済みのBESSA66とほぼ同年代に製造された35mmスプリングカメラ

VITO II

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目測式 多重露光防止機能付 フルマニュアルカメラ

重さは約400gで前回紹介したJubilletとほぼ同じサイズです。

見ての通り、曲線を生かしたデザインは洗礼されていて芸術品のようですが、操作性においても快適そのものといえます。


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・・・美しい!

因に私のiPhoneのスタート画面もこのカメラの画像です。


そして、レンズはファンの多い

COLOR-SKOPAR 1:3.5 / 50

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勿論私も、大ファンです。


また、このフォクトレンダーのロゴが痺れる!

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余計な写真でした〜




肝心の写りはというと・・・

フィルム:Kodak Super Gold 400

大手薬局の激安同時プリントでプリントしてもらい、フラットスキャナーで取り込んだ写真です。


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この立体感は何なんだろう?




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赤や黄色は、発色が良すぎるのか?、はたまたプリントの質が悪すぎるのか?、やっぱり腕の問題か?潰れてしまいます。




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このカメラで撮った最初のフィルムの写真ですが、これらの写真を見てから私のカメラやレンズに対する考え方が変わりました。

当時の国産カメラも素晴らしいと思いますが、ドイツのカメラやレンズはその遥か上だったんだと感じました。

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by nikosaminira | 2013-11-15 04:14 | カメラ紹介 | Comments(4)

Jubilette 35mm (Balda 1938)

Baldaは、1908年創業のドイツのカメラメーカー

ネットオークションを見ていると、よく出て来るカメラの名称の一つで
大衆向けカメラを作っていた様ですが、その技術力はとても高かったといわれています。

そのカメラメーカー創立30周年を記念して発売されたカメラがこの

Jubilette

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一般的な35mmスプリングカメラの大きさで、重さは400g

シャターレリースボタンもボディーの近くに有り、左手で操作するタイプですが、とても撮影しやすいとカメラだと思います。



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デザイン的にも最高!だと思っています。



レンズは、Balda Baltar 5cm f/2.9

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ファインダーもとても綺麗です。

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肝心の写りはというと・・・

フィルム:Kodak ELITE CHROME100

DMC-G1でフィルムスキャンしていますが、リバーサルフィルムなのでプリントにしてもこんな感じなのかな?
と思います。


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失敗の多重露光でしたが、仕上がりはとても良い感じになりました。




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by nikosaminira | 2013-11-13 05:33 | カメラ紹介 | Comments(6)

BESSA66 6×6cm (Voigtlander 1948~1953)

戦後間もなく、旧西ドイツのフォクトレンダーから発売された

超コンパクト6×6cmズプリングカメラ

BESSA66の紹介です。

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重さは、約520gですので
ミラーレス一眼カメラオリンパス:E-P5/14-42mm レンズキット(533g)と同じ位


蛇腹を伸ばすとこんな感じです。

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レンズは、Voigtar(ヘクトール) 1:3.5 F=7.5cm

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このカメラは、姿形やコンパクトさで人気のあるカメラですが・・・

2カ所致命的な欠損があり、非常に安く手に入れる事が出来ました。


一つが、フィルムをスムーズに送る為のローラーが1つ欠損

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丁度良い太さの筆があったので、折って作りました。


もう一つが、裏蓋を閉める為の金具が欠損・・・つまり閉まらない。

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マジックテープを使って、閉まるようにしました。


操作は、Ikonta520とほぼ同じですが、シャッターレリースボタンがボディーに近い所にあるので手ブレはし難くなっています。

シャッターは左手で切るタイプのカメラですが、私は利き手ではない左の方が変な力が入らない分手ブレし難いように思うので、とても好きなタイプです。




肝心の写りはというと・・・

フィルム:FUJICOLOR PRO160NS

DMC-G1でフィルムスキャンし、フリーソフトのGimpで色反転&補正


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by nikosaminira | 2013-11-07 03:47 | カメラ紹介 | Comments(6)

Baby Pearl 4×3cm(六櫻社ー後のKONICA 1934~50)

前回紹介した IKONTA520には、Baby IKONTAと呼ばれる、127フィルムを使って撮影するカメラがある。

そのカメラをそっくり真似た国産カメラの一つに今回紹介する

Baby Pearl(六櫻社ー後のKONICA 1934~50)

があります。

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見ての通り非常にコンパクトです。



レンズは、アメリカ製

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Optor 1:4.5 f=50mm

シャッタースピードは、1/100,1/50,1/25,B と遅いので、ISO100のフィルムがベストです。


重さはなんと!

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約340g

この重さは、CANONのコンデジ PowerShot SX510 HS 349g とほぼ同じです。



そして、どれだけコンパクトかは、DMC-G1や PENTAX SP 比較してみました。

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肝心の写りはというと・・・

DMC-G1でフィルムスキャンし、フリーソフトのGimpで色反転&補正

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フィルム:Kodak Gold100(35mm)




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フィルム:LOMO100(35mm)




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フィルム:LOMO100(35mm)

敢えてだったか、フィルムの巻き忘れかは定かではないが、多重露光も楽しめちゃう

127フィルムは、現在入手困難なため、35mmフィルムで代用しています。




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by nikosaminira | 2013-11-05 01:07 | カメラ紹介 | Comments(6)

Ikonta A 520 4.5x6cm (ZEISS IKON 1933~40)

スプリングカメラと言えば、Ikonta

今回はその中でも120フィルム使用の初期型 Ikonta A 520 の紹介です。


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コンパクトでとても使いやすいカメラだと思います。

当時このカメラシリーズのマネして、世界中でスプリングカメラが作られました。



レンズは、Tesser 1:3.5 f=7cm

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シャッタースピードは、1/500まで
シャッターレリースレバー(写真の右側のレバー)がレンズに付いています。
私の場合は、縦長の写真を撮る時は左手の人差し指で、横長の場合は右手の中指てレバーを操作してシャターを切ります。

勿論ですが、露出計も距離計も付いていませんので、一つ一つの数値をダイヤルを回して自分で決めてから、フィルムを巻いてシャッターチャージして、被写体に向けてシャッターを切る
この面倒臭さが堪らなく楽しいのです。



レンズをしまえば、ズボンのポケットにも無理すれば入れられますし、重さだって

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450g

・・・これは
デジイチなら EOS Kiss X50ボディ(495g)より軽く
ミラーレスなら Nikon 1 V2標準ズームレンズキット(452g)
コンデジでは SONY サイバーショット DSC-RX1(453g)とほぼ同じ重さ
という事になります。




肝心の写りはというと・・・

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フィルム:Kodak Ektar 100
DMC-G1でフィルムスキャン



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フィルム:Kodak T-Max 100


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by nikosaminira | 2013-11-03 03:53 | カメラ紹介 | Comments(4)